本日の相場情報

[為替/日経平均]
29日 09:17現在 (ドル・円の前日比はAM6:00時点との比較です)
ドル・円
94.20円
+0.13円
日経平均
12,405.53 円
+69.57 円
[市況]
◎ドル小動き、94円台前半=年度末で動きにくい〔東京外為〕(29日午前9時)
29日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、年度末で動きにくい中、1ドル=94円台前半で小動きとなっている。午前9時現在、94円16~19銭と前日(午後5時、94円18~20銭)比02銭の小幅ドル安・円高。前日の欧米市場では、欧州時間はユーロ安になびいてドル円も連れ安となる場面があったが、銀行営業が再開となったキプロスで大きな混乱もなかったことからユーロは反発に転じ、ドル円も小反発した。米国時間は週間失業保険申請件数の悪化を嫌気して再び94円を割り込んだが、終盤は持ち直した。東京市場の早朝は94円20~25銭前後で推移し、午前9時にむけてはやや売りが優勢となった。午前8時半の2月のコアCPIは前年同月比0.3%下落で、予想(04%下落)よりわずかに下落幅は小さかったが、目立った反応はみられなかった。 市場関係者は「年度末要因の駆け込み的な売買に多少は振れやすくなるだろうが、海外市場が休みとなることもあり、全般は動意に乏しいのではないか」(大手邦銀)との見方を示している。ユーロは対円、対ドルで小幅上昇。キプロス情勢がいったん落ち着く格好となったものの、「イタリアの政局がなお不透明であり、上値は重い状態が続くのではないか」(大手邦銀アナリスト)と指摘されている。午前9時現在、1ユーロ=120円67~74銭(前日午後5時、120円46~47銭)、対ドルで1.2813~2815ドル(同1.2786~2792ドル)。
提供:時事通信社

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