本日の相場情報
[為替/日経平均]
14日 09:17現在 (ドル・円の前日比はAM7:00時点との比較です)
ドル・円
93.21円
-0.14円
日経平均
11,273.40 円
+21.99 円
[市況]
◎ドル小動き、93円台前半=G20控え動きにくい〔東京外為〕(14日午前9時)
14日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、週末のG20をにらんで動きにくい中、1ドル=93円台前半で小幅な値動きとなっている。午前9時現在、93円23~24銭と前日(午後5時、93円20~21銭)比03銭の小幅ドル高・円安。前日の欧米市場では、ロシア財務省高官が「円は明らかに過大評価されていた」と発言したことや、米長期金利が上昇したこともあり、93円台後半に水準を切り上げる場面もあったが、その後は徐々に伸び悩む展開となった。東京市場の早朝もやや上値は重く、93円20銭前後で取引された。午前8時50分にGDPが発表され、やや円安に振れたが、その後は戻るなど、大きくは響いていない。市場関係者は「G7声明が出たあと各国からの円安懸念に対して神経質な地合いになっており、週末のG20を控えて調整的な売りが出やすい」(大手邦銀)と指摘している。 ただ、日本の貿易赤字や欧米経済の回復期待を背景に、ドル円はなお上方方向にあるとの見方が支配的で、「調整的に売られても下値では押し目買いも入り、一方的に下げることはない」(FX業者)とみられる。本日は日銀金融政策決定会合の結果が公表されるが、現状維持が見込まれている。市場の関心は「G20に向かっており、日銀の結果への関心は乏しい」(別の大手邦銀)との声が聞かれる。ユーロは対円、対円で小幅安。前日の海外市場では上昇する場面もあったが、ECBがユーロ高の影響を懸念しているとの見方が一部で浮上し、反落した。午前9時現在、1ユーロ=125円34~38銭(前日午後5時、125円47~49銭)、対ドルで1.3443~3446ドル(同1.3464~3466ドル)。
提供:時事通信社
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