本日の相場情報

[為替/日経平均]
29日 09:18現在 (ドル・円の前日比はAM7:00時点との比較です)
ドル・円
82.17円
+0.13円
日経平均
9,370.29 円
+61.94 円
[市況]
◎ドル反発、82円台前半=米財政懸念がやや後退〔東京外為〕(29日午前9時)
29日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米「財政の崖」問題への懸念がやや後退し、1ドル=82円台前半に反発している。午前9時現在、82円14~16銭と前日(午後5時、81円86~88銭)比28銭のドル高・円安。前日の海外市場では、ドル円は81円台後半で上値の重い展開が続いた。一時、81円70銭前後まで売られる場面もあったが、米国時間の終盤に共和党のベイナー下院議長が「財政の崖」問題の回避に楽観的な見方を示したことを受け、ドル円は戻り歩調となった。東京市場の早朝は82円台を回復して取引されている。 市場関係者は、ドル円がこのまま水準を切り上げていくことに懐疑的だ。「米財政問題の解決にはなお時間がかかり、現状はやや悲観的になってドルをショートした向きの買い戻しが主体ではないか」(大手邦銀)とみられるため。また、米株式が反発に転じ、「ややリスクオンのムードになっている」(FX業者)ものの、米長期金利の反応は鈍く、ドル円はなお上値が重いのではないかとの見方が多い。ユーロは対円を中心に上昇している。午前9時現在、1ユーロ=106円38~42銭(前日午後5時、105円79~80銭)、対ドルで1.2949~2951ドル(同1.2921~2923ドル)。
提供:時事通信社

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